昨日の体調不良からは脱出できたようで、少しの倦怠感はありましたが、おおむね良好でした。

早朝に庭に出ると、土煙がなく、遠くの岩山まで景色がクリアに見えていました。ペルーで一度ランニングをして、ストラバのアプリに走行データを上げたかったため、ランニングすることにしました。リトリートセンターから幹線道路までは車で10分程度走った記憶があったので、とりあえず幹線道路まで走ることにしました。

幹線道路までは未舗装道路なので、足首の捻挫に注意しながらゆっくりと走りました。車では感じなかった風や水の音を感じることができました。そういった感覚が心地良かったです。少しすると、民家で飼われている犬が吠えてきました。こういった国では狂犬病があるので少し恐怖を感じました。

15分程度走ると幹線道路に出ました。もう少し走ろうと思い、幹線道路を西に走ることにしました。早朝ですが、トラックが猛スピードで走っています。歩道も少なく、ほとんど車道を走っている感じでした。事故を意識しながら走っていると、咳き込み始めました。どうやら、幹線道路を走るトラックの排ガスが汚いのと、土煙が降り始めているようでした。急いでリトリートセンターに戻ることにしました。

リトリートセンターに戻る途中、犬に追いかけられたり、吠えられたりと散々な目に遭いました。こういった危険な経験をすると、日本のありがたさを感じることができます。リトリートセンターに帰ってシャワーを浴びました。思いのほか喉が痛くなりました。そして着替えをして二度寝して朝食を待つことにしました。

8時ころになると、アイリスからスマホに朝食の準備ができたと連絡が来たので食堂に移動しました。本日の調子について尋ねられたので、「だいぶ改善した」と伝えました。アイリスが朝食のフルーツをスムージーにするか、オムレツや紅茶を勧めてくれるので、気を使わせていることに気づきました。その後、息子のリカルドがマーケットに行くので、一緒に行こうと誘ってくれました。

8時ころになると、アイリスからスマホに朝食の準備ができたと連絡が来たので食堂に移動しました。本日の調子について尋ねられたので、「だいぶ改善した」と伝えました。アイリスが朝食のフルーツをスムージーにするか、オムレツや紅茶を勧めてくれるので、気を使わせていることに気づきました。その後、息子のリカルドがマーケットに行くので、一緒に行こうと誘ってくれました。

準備ができたのでリカルドの車でマーケットに行くことにしました。リカルドは英語が話せるので、つたないながらもスペイン語よりはコミュニケーションが進みました。リカルドの自動車はペルーでは珍しい新しい車で、韓国のキア車の新型でした。そういった点からも、リッチな世帯であることが分かります。

マーケットに案内され、食材を購入してから富裕層が住んでいる地区の公園を散歩しました。散歩しながら、ペルーでは陸上ホッケーやハンドボールが盛んであること、日本の『呪術廻戦』が流行っていることなどを教えてもらい、話が盛り上がりました。リカルドもアヤワスカを何度も経験したことがあり、蛇の神様に会ったこともあると教えてくれました。

そしてリカルドが今週末にペルーのジャングルに遊びに行くので一緒に来ないかと誘ってくれました。フライトの関係で行けないことを伝えましたが、なぜ私を誘ってくれたのかはよく分かりませんでした。あとでアイリスから聞いたのですが、ジャングルにはアイリスの故郷があり、アヤワスカなどのプランテーションを一族が管理しているとのことでした。リカルドはそこが好きで、私のようにアヤワスカのためだけにペルーに来る日本人は珍しく、親切で誘ってくれたとのことでした。親切に対して疑ってしまう心を恥ずかしく思いました。

そんな感じで気分転換もしながら日中を過ごすことができました。しかしリカルドは運転しながらスマホをいじったり通話したり、そのせいで渋滞が発生したりと、図太く生きる大切さを感じさせてくれました。こういった国で車を運転するには運動神経が必要です。クラクションもしょっちゅう鳴らすので、あおり運転なんか気にしていられないと感じました。それが普通なので、みんな怒ることなく普通に運転している姿は頼もしく見えました。

リトリートセンター付近に戻ると、リカルドが付近の案内をしてくれました。どうやらリトリートセンターのある山の付近一帯はアイリスやリカルドの一族の所有物で、親戚がたくさん住んでいるようでした。リカルドのお兄さんに挨拶したり、おばさんの家で飼っているシェパード犬を紹介してくれました。また、リカルドはスマートハウスのビジネスをしているとのことでした。なるほど、ペルーには似つかわしくないくらいリッチな生活ができるわけだなと感じました。

リトリートセンターに戻ると、アイリスが今日のセッションはどうするかと聞いてきました。私的にはこの時点でもっと神秘体験がしたいという気持ちが昨日に比べて弱くなってきていたため、どっちでも良いかなと思っていました。せっかくなので、最後にもう一度、ダメ元でやってみるとアイリスに伝えました。そうすると、今日はいつもより早い17時半に開始しようとアイリスは言ってきました。明るい時間帯に始めても良いのかと疑問に思いましたが、任せることにしました。

夕方まで部屋でゆっくり過ごすこととしました。このセッションがあれほど衝撃的になるとは、この時点では思いもしませんでした。

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投稿者

ako

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