午後5時半から始まった3回目のアヤワスカセッションは、以前とは違った深い体験となりました。いつもどおり、庭にあるクッションに座り、80mlのアヤワスカをショットで飲む。ワインのような味がするが、抵抗もなくなっていました。

アヤワスカを飲んで横になると、シャーマンのアイリスが嘔吐用の洗面器を持ってきてくれました。胃のむかつきは軽度で、初日に比べて不快感は少なかったです。アイリスが音楽を流し始めたので、期待せずに呼吸に集中することにしました。冬空の冷たい風が心地よく感じられました。アイリスから曼荼羅が見えたら、何も考えずにそれを見るようにアドバイスをもらいました。

呼吸に集中していると、閉じている瞼の裏が明るくなってきました。時間を確認すると、30分程度が経過していました。「良い感じかも」と考えていると、身体の感覚が薄まり、明るいピンク色の雲の世界が見えてきました。初日に経験した高次の世界であることは瞬時に認識できました。今回は単に見るだけでなく現実との比較やこのセッションから何かを持ち帰ることを念頭に置いていました。

とりあえず目を開けると、確かに庭で寝ている自分が確認できました。再度目を閉じると、暗闇の中に曼荼羅が無数に広がっており、集中すると高次の世界に戻れました。この時、脊髄から脳の松果体付近が熱を帯びており激しくエネルギーのような電気が流れていることを感じていました。そこからさらに高次の世界へ行くためには集中が必要で、身体の感覚は完全になくなり、意識だけが存在する状態となりました。

その状態で、欲しい情報や見たい宇宙、したいことを思考で想像すると、そのイメージが頭に流れてきました。幽体離脱をしたいと思うと庭に寝ている自分の姿を下にして、一瞬で宇宙まで上昇していきました。蛇のスピリットが見たいと思うと蛇が姿を現しました。しかし私が特に興味を持っていたのは宇宙の永劫回帰システムやその上の存在であったため、それを見ている時間や記憶が多かったです。宇宙の本質とその無限のサイクルを深く理解する機会となり、その壮大さに圧倒されました。この体験は、宇宙の本質と無限のサイクルを深く理解する貴重な機会となりました。視覚化するとこんな感じですが、高次の世界で見たものはもっと壮大でした。


さらに、ガイド(守護霊)とのコンタクトもありました。三つの存在が姿として認識できるレベルで現れてくれ、とても頼りになる兄弟のような存在でした。彼らは、マンタ型の宇宙人、エジプトのアヌビス神、鳳凰の形として現れてくれました。彼らの上にはエネルギーとしての抽象的な存在があり、その存在ともコンタクトを取ることができました。日本では漫画の文化があるため私が一番認識しやすい姿で現れた結果だと思います。

コミュニケーションは思考のイメージで行われ、瞬時に相手の考えや気持ちが伝わる感じです。彼らはとても優しく、生まれる前からそばにいてくれたとのことでした。10年以上前に経験した事故での臨死体験も同じような安心感があました。事故に遭ったにもかかわらず、これでやっと仕事を辞めることが出来ると感じたのも彼らの存在を知覚出来たからだと思い出しました。今まで人生で経験した良いことや嫌なこと全てが、ここに至るためのプロセスだと分かりました。こういった考えも薬による幻覚作用と言われると思いますが人生を肯定的にとらえられるなら有効に使っていこうというのが私のスタイルです。またスピリットは非常に冗談が好きで私が目を開けている横で脳の中に直接話しかけてきたりしました。これは分からない人からしたら幻聴や多重人格と思われるでしょうが非常に面白かったです。アヤワスカの効果かもしれませんが多幸感に包まれていました。


またガイドと一緒に意識を集中していくと自分という存在が薄れていき大きな幸せと感謝の意識に統合されていく経験もさせてくれました。高次の世界のなかの上空にある光に私やガイド、その他の存在と一緒に意識を集中すると身体のエネルギーが激しくなり、臨界点を突破すると幸せと感謝の世界に至ることが出来ます。

普通は自然な瞑想の修行をしてこの状態に至ると思います。今回はアヤワスカを使って、なおかつ筋肉と体力で無理やりその状態に入れたので終わった後はあくびと全身が筋肉痛になりました。体力や集中力、忍耐力が必要なのはこのためでしょう。これは体験しないと分からない感覚ですが本で読んだことのある天国の感覚なのかもしれません。その状態から頭で考えると自分という存在に戻ってしまう。その行ったり来たりを何度も繰り返して遊んでいました。そのうち肉体を意識すると庭に横になっている自分に戻ってきました。身体の感覚を知覚すると排便を催しているためアイリスに伝えてトイレへ行きました。
後で分かったのですが身体を浄化して化学物質などで汚染させてはいけない理由もここにあるとのことです。身体を浄化して精神と肉体を鍛えてプロセスの知識を理解した上じゃあないと難しいみたいです。今回はシャーマンとアヤワスカに助けてもらいました。
あの天国に行ったかのような感謝と幸せの世界を感じてみることをお勧めします。あれほどの感覚を味わえないのはもったいないです。

また脊髄をパルスが通る感覚について子供のころから映画やアニメでの感動する場面や歌を聞いて感動した時、鳥肌が立っていました。同じ場面や歌を脳内再生すると再現できる現象だったのですが、これを何十倍にも強烈にしたものに似ています。あれの正体は感謝なのだと理解できました。

とりあえず前半はここで終わります。長い文章を最後まで読んでくださりありがとうございます。こんな体験書かない方が良いのかもしれませんが私の日記として書いときます。

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投稿者

ako

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